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消費税の増税前に家を購入するべきか?|住宅資金計画セミナー参加体験記

住宅資金計画セミナー参加体験記

家の購入には、消費税がかかります。
ちなみに、土地の購入には消費税はかかりません。
家は大変高価な買い物のため、消費税もグンと高くなります。
そして、現在の消費税8%は、近い将来10%に引き上げられる可能性が高くなっています。
ここでは、その消費税の増税前に家を購入するべきか?について考えてみましょう。

消費税の8%から10%への引き上げについて

安倍晋三首相は、2014年4月に消費税率5%から8%に引き上げました。
そして、その時点では、2015年の10月に税率10%へ引き上げる予定でしたが、2014年11月に税率10%への引き上げを2017年4月に1年半延期することになりました。
しかし、2016年6月に税率10%への引き上げを2019年10月に2年半延期することになりました。
消費税の税率の引き上げについては、今後もどうなるかは定かではありません。

過去の消費税の増税のときはどうであったか?

消費税率がアップする前は、住宅購入者が増加します。
消費税のアップ分を節約したいという気持ちになるのは当然です。
また、住宅販売メーカーなども、消費税アップ前に購入することを煽(あお)りますから、購入者側もついついその気になって購入へと向かっていきます。
しかし、消費税率のアップ前に、住宅を購入することは、本当にお得なのでしょうか?
実は、購入する家の価格や、買う人の年収などによって、お得になる場合と逆に損をする場合があるのです。
では、過去の消費税率アップによる増税のときがどうであったか、簡単に見てみましょう。

2014年(平成26年) 消費税率が5%から8%増税されたとき

3%のアップですから、例えば2000万円の家ならば、増税分は60万円ということになります。
このとき、政府は増税後の建築業界の冷え込みを避けるために、2つの住宅支援策を打ち出しました。

1.住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)

増税前の住宅ローン控除は、平成25年1月1日から平成26年3月31日までの住宅ローンの場合は、10年間にわたって、住宅ローンの年末残高の1%と所得税20万円(認定住宅の場合30万円)のいずれか少ない方が所得税から控除されていました。
これが、消費税が増税される平成26年4月1日から平成31年6月30日の住宅ローンの場合は、10年間にわたって、住宅ローンの年末残高の1%と所得税40万円(認定住宅の場合50万円)のいずれか少ない方が所得税から控除されることにりました。
「20万円から40万円に倍にアップされたのかあ~!」と思う方もおられるかもしれませんが、これには注意しないといけないことが2つあります。
ひとつは、住宅ローンの年末残高の1%という数字は変わっていないことです。
「いずれか少ない方が所得税から控除される」ということですから、住宅ローンの年末残高が多くないと恩恵は受けないかもしれません。
もうひとつは、所得税が40万円ということは、家族構成やその他諸々の条件にもよりますが、年収としては700万円以上ないと、こちらも恩恵は薄くなるわけです。

つまり、この住宅ローンに関する住宅支援策は、高額な住宅ローンを組んだ人で、年収もそこそこある人にとっては、ありがたい策となるわけですが、そうではない人にとっては、あまり意味のない策であるとも言えます。

自分の所得税や住宅ローンから、消費税の増税前に家を買った方がいいのか、それとも消費税の税率後に家を買った方がいいのかは、しっかりとしたシミュレーションを行う必要があるというわけです。
とはいっても、このシミュレーションは、これまでにご説明したように、様々な条件を考慮しなければならないので、ご自身でシミュレーションをしてみることは簡単ではないかもしれません。
そのようなときにこそ、プロのファイナンシャルプランナー(FP)に相談をしてみるといいと思います。
ちなみに、銀行やハウスメーカーでは、しっかりとしたシミュレーションを提供してもらうことは、あまり期待できないと思います。

2.すまい給付金

もうひとつの住宅支援策が、「すまい給付金」です。
すまい給付金については、国土交通省のこちらのウエブページをご覧ください。
⇒ すまい給付金とは?(国土交通省)

すまい給付金について

すまい給付金を受けるためには、いろいろな条件がありますが、消費税8%の現在は、最大で30万円を貰うことができます。
消費税が10%になったときには、最大で50万円を貰うことができます。

結局、家は消費税の増税前に買うべき?それとも増税後に買うべき?

さて、消費税率が5%から8%になり、増税となったときに政府が行った住宅ローン減税とすまい給付金の2つの住宅支援策について説明いたしました。
なにか、理解できるような理解できないような内容であったかと思いますが、ポイントとしては、「増税前に家を買った方がメリットがある人と、増税後に家を買った方がメリットがある人に分かれる」ということです。
自分が、どちらのタイプになるかを知るためには、先程も申しましたが、しっかりとしたシミュレーションを行うことと、ファイナンシャルプランナーのようなプロに相談することをおすすめします。
また、増税に関わるお金は、家本体だけではなく、様々な手数料などの諸費用にも影響するため、トータルで考えてみる必要があります。
さらに、過去の増税時には、増税後にハウスメーカーなどは大幅値引きのキャンペーンなどを必ずと言っていいほど行ってきています。
ハウスメーカーなどは、増税前には「増税前の今こそ、家を購入するチャンス!」と言っておきながら、増税後は「増税分は、私どもが負担しますキャンペーン」などと言って、商売をするわけです。

以上のようなことを考慮しますと、消費税率が8%から10%に引き上げられる際にも、国としては何らかの住宅支援策が施されると考えられます。
また、ハウスメーカーなどもキャンペーンなどによって、消費税の増税分の値引きをしてくることも予想されます。
このようなことを考えると、増税による実質的な大きな負担は避けることができる可能性が高いとも言えます。
ただし、これは予想であって確かなことではないことはご理解ください。

増税だけに目を奪われないようにしましょう!

増税は、高額な家を買う人にとっては、絶対に気になるものです。
しかし、大切なことは、これからのライフプランをしっかりと考え、設計したうえで、本当に今家を購入したり、建てないといけないかということを冷静に考えることです。
今すぐに必要のない家を増税前に無理をして買ってしまって、後になって後悔することにならないようにしなければなりません。
また、この後で説明しますが、実は消費税よりも、住宅ローンの金利の方に目を向けることが重要になります。
では、「増税前に家を購入するべきか?」については以上です。
次は、「消費税の増税よりも、実は怖い住宅ローンの金利」について説明します。

住宅資金セミナー参加体験記【もくじ】

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