前回の「消費税の増税よりも、実は怖い住宅ローンの金利」でお伝えしたことで、住宅ローンは、たった0.数%の違いでも、利息の総支払額は大きく変わるということが、ご理解いただけると思います。
⇒ 消費税の増税よりも、実は怖い住宅ローンの金利
ちなみに、住宅ローンの毎月の返済額についても、比較してみることにしましょう。
住宅ローンの金利の違いは、毎月の返済額にどう影響する?
※住宅ローンで2,000万円を借り入れして、返済期間を35年にした場合(元利金等返済)
利率 | 毎月の返済額 | 前の返済額との差額 |
---|---|---|
1.0% | 56,457円 | – |
1.5% | 61,236円 | 4,779円 |
2.0% | 66,252円 | 5,016円 |
2.5% | 71,499円 | 5,247円 |
3.0% | 76,970円 | 5,471円 |
金利が1.0%(5,6457円)では、毎月の返済額が5万円代なのに対し、3.0%(7,6970円)の場合には、毎月の返済額が7万円代後半になってしまいます。
その差額は、2,0513円で、2万円以上の差となってしまいます。
このように、数パーセントの違いによる金利で、毎月の返済額に大きな影響を及ぼすのが住宅ローンの金利です。
お金を貸してもらうわけですから、その分の利息を払うのは当然ですが、それが、たった数パーセントの金利の違いで、家計に大きく影響することになるのですから、金利についてはしっかりと考えたいものです。
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以上、今回は「住宅ローンの金利を抑える方法とは?」でした。
次回は、「固定金利と変動金利 どっちがいい?」です。