さて、このセミナーのまとめとしまして、私(講師のファイナンシャルプランナー)がおすすめするマイホーム取得の正しい流れについて説明します。
ライフプランができてくると、マイホームについても、いつどれくらいの費用で取得することが良いのか見えてくると思います。
「よし、家を買うぞ!」「さあ、家を建てるぞ!」という、意気込みでマイホーム取得へ乗り出すわけですが、ここで注意しなければならないことがあります。
それは、家を買ってから失敗したと後悔しやすいマイホームの取得の方法(流れ)と、成功したと満足できるマイホームの取得の方法(流れ)の2種類があることです。
建売住宅の場合は、実際に建っている家とその販売価格を見てから検討するのですから、マイホームの取得の流れは、資金計画がしっかりとできていれば、それほど問題はないと思います。
それに対して、注文住宅で家を建てる場合は、ほとんどの人が私が思う間違った流れで家づくりを行っています。
では、注文住宅で家を建てる場合の2つの流れについて説明しましょう。
注文住宅で家を建てる場合の2つの流れ
1.家を建ててから失敗したと後悔しやすい流れ
実は、日本人の約9割もの人がこの流れで家づくりを進めています。
「失敗したと後悔しやすい流れ」であって、必ずしも失敗するわけではないことをあらかじめご理解ください。
- 住宅展示場に行き、ハウスメーカーのモデルハウスを見学する
- モデルハウスの家に憧れる
- ハウスメーカーの営業マンの話を聞き、とりあえず見積もり書を作成する
- 住宅ローンの返済額から、住宅資金計画を考える
- 住宅ローンの返済額がなんとかなりそうなギリギリの予算で契約をする
- 新生活をスタートさせる
- 住宅ローンの返済が厳しく、ゆとりある生活ができないと後悔する
実は、この失敗したと後悔しやすい流れについては、当サイトでも、「家づくりで失敗しない7つの秘訣とコツ」の中でご紹介しています。
2.家を建てた後もゆとりある生活に満足でき、成功したと思える流れ
欧米をはじめ、諸外国では、マイホームを持つときには、次に紹介する流れで家づくりをします。
ハウスメーカーが住宅展示場に集まり、モデルハウスを並べているのは、日本独特の方式ということが、外国とは違う家づくりの流れを生み出したと考えられます。
- ライフプランを考える
- 住宅資金計画を立てる
※住宅ローンは、いくら借りるかではなく、毎月いくら返していくと、ライフプランに無理がないかを考える - 住宅ローンの審査を受ける
- 契約をする
- 計画通りに実行する
- 新生活をスタートさせる
- 毎月の住宅ローンの返済も無理がないので、ゆとりある生活ができる
当サイトでも、家づくりでは「はじめに資金計画を立てることが大切」であることをお伝えしております。
その方法としては、住宅ローンを考えるときには、いくら借りるかではなく、毎月いくら返していくかを検討することをおすすめしております。
その方法としては、住宅ローンを考えるときには、いくら借りるかではなく、毎月いくら返していくかを検討することをおすすめしております。
- 当サイト管理人である私が参加した『住宅資金計画セミナー~家を購入する前に知っておくべきお金の話~』の参加体験記は以上です。
- 今回のセミナーの講師であるファイナンシャルプランナー(FP)さんとは、その後もお付き合いをさせていただき、当サイト(ホームページ)も見ていただき高評価をいただいております。
- もし、貴方のお住まいの近辺で、このような住宅関連のセミナーなどが開催されるようなことがあれば、ぜひ参加されてみることをおすすめします。