2017年10月22日に、第48回衆議院議員総選挙(衆院選)の投票が行われ、与党が過半数を大きく上回る結果となりました。
ここでは、政治のことは話題にしませんが、安倍首相が2019年の10月に予定している消費税10%への引き上げについては、今度こそ実施される可能性が高くなったと言えるでしょう。
安倍首相は、過去には2015年10月に予定していた消費税10%の引き上げを2017年4月に延期(予定)することにしましたが実施されず、2019年10月に延期(予定)していました。
もちろん、実際に消費税10%の引き上げが2019年10月に実施されると決定されたわけではありません。
しかし、消費税が8%から10%に引き上げられた場合、住宅購入にも影響します。
では、消費税が引き上げられることを想定して、どうしたらいいのかを考えてみます。
消費税が8%になる前は駆け込み需要が目立った。しかし・・・
消費税が5%から8%に引き上げられた2014年の増税前は、住宅購入の駆け込み需要が話題になりました。
しかし、いざふたを開けてみると、消費税が8%になってから住宅ローンの金利が下がり、超低金利となったのです。
さらに住宅購入者救済策の給付金や住宅ローン減税などが実施され、家の購入条件によっては、増税後の方がお金の出費が少なく済んだ人も多くいました。
つまり、増税前に駆け込み需要者となって、急いで家を購入した人の中には悔しい思いをした人がたくさんいたのです。
2019年の消費税10%引き上げにはどう対応する?
2019年10月に予定されている消費税10%の引き上げに対する住宅購入者の救済策は、現在(2017年10月)のところ明らかにされていません。
しかし、過去の増税時には、住宅購入者に対しては増税の影響を大きく受けないようにするための何らかの策が講じられてきたいきさつがあることからも、次の増税時にもそのような策が実施される可能性は高いと予想できます。
とはいっても、家の購入を考えている方は、その時になって慌てることにならないように、今から準備を進めていくとよいと思います。
中でも、注文住宅で家を建てようと考えている方や、いずれ注文住宅で家を建てるかもしれないと思っている方は、今から家づくりに関しての知識を少しでも身につけておくと、とても有利に家づくりを進めることができます。
特に家の建築のための費用のことや住宅ローンなどのお金にかかわる資金計画を考えておくと、消費税引き上げや国の救済策などにも悩むことなく素早い対応ができるので、駆け込み需要で失敗した人のように後悔する買い物をすることを避けられるのではないかと思います。
家づくりの準備に早すぎるということはありません。
家を建てようと考えてから、実際に家が完成するまでは、とても長い期間が必要になります。
中には、注文住宅会社をパッと決めて、プランもパッと決めて、短期間で家を建ててしまう人もいます。
それが良いのかどうかは分りませんが、こだわりのある理想の家をじっくりと作っていきたいという人にとっては、家づくりはとても長い時間が必要になります。
そのため、家づくりの準備に早すぎるということはないと思います。
とはいっても、何から始めればいいのかわからないという方もおられると思いますので、当サイトのこちらの記事を参考にしていただき準備をされてはいかがかと思います。
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