ということは、誰もが理解しているし、最初に取り組もうと考えることです。
しかし、家づくりがはじめての人にとっては、どうすればいいのかよく分からないと悩むのがこの予算の検討と資金計画作りです。
ここでは、失敗しない予算の検討から資金計画作りの方法をお伝えします。
まずは、住宅ローンで無理のない余裕の毎月の返済金額を見つけよう!
当サイトで、住宅ローンで失敗しない借入れ方法として、『借入額については、いくら借りれるかではなく、いくら返せるかという観点での検討が重要』ということを私の失敗談も混じえてお伝えしてきました。
何度も、お伝えしてきましたので、ちょっとしつこいと思われるかもしれませんが、この考え方は本当に重要だと思います。
でも、こんなふうにお困りの方もおられるのではないでしょうか?
理想の良い家を建てたいけど、それにはお金がかかかる。
でも、住宅ローンで無理をすると、いくら良い家でも生活でお金に困っては、良い暮らしとは言えない。
そもそも、生活に大きな負担がかららい住宅ローンの返済額の目安みたいなものはないのかなあ?」
そんな方のために、私は毎月の返済額を見つけるひとつの方法をご提案させていただきます。
返済負担率をご存知ですか?
返済負担率は、住宅ローンに非常に大きく関わるのですが、以外に知らない方が多いです。
返済負担率を簡単に説明すると、年収に占める住宅ローンの年間返済額の割合のことです。
例えば、年収が600万円で、住宅ローンの年間返済額が120万円(毎月10万円返済)とすると、
返済負担率は、120万円÷600万円=0.2
となります。0.2を%で表すと、20%になります。
つまり、年収のうちの20%(2割)が住宅ローンの返済ということが分かります。
単純に考えると、この返済負担率が大きくなればなるほど、生活費を圧迫していくことになると考えられます。
返済負担率は、住宅ローンの融資限度額を決めるための数値
実は、この返済負担率は、金融機関が住宅ローン融資限度額を算出するために設定している数字です。
例えば、ある銀行が住宅ローンの返済負担率を30%で設定していれば、もし、年収が600万円の人ならば、
年間融資限度額は、600万円×30%=180万円
となります。
返済負担率から毎月の返済額を決める
私たちにとっては、住宅ローンの返済で苦しまない返済負担率がわかれば、それをもとに、住宅ローンの借入金額を決めることができると思われる方もいるでしょう。
この考え方については、家づくりの本や、インターネットでも目にすることがあります。
そして、それらを見てみると、「返済負担率は25%以内にしましょう」というアドバイスが多いようです。
ただし、私としては、この25%という割合についても注意していただきたいと思います。
なぜなら、そもそもの年収の額によって、残金が大きく変わるからです。
年収が1000万円の人の場合は、25%とすると年収の250万円が住宅ローンとなり、残金は750万円です。
残金を考えると、年収が400万円の人にとっては、返済負担率の25%は、もう少し抑えたいところですし、年収が1000万円の人にとっては、まだ借入額に余裕があるかもしれません。
このように、返済負担率25%が本当に良いのか悪いのかは、一概には言えないことも事実てす。
しかし、毎月の返済額の目安にはなります。
自分の年収に対して、住宅ローンの返済負担率がどれくらいかを知ることで、負担が大きすぎるとか、まだいけそうだということの目安にはなると思います。
さらに、毎月の返済額から、借入れできる金額と、住宅ローンを差し引いた残金(生活費)と返済負担率などをしっかりと計算してみることで、余裕のある住宅ローンの組み方を決めることができるでしょう。
とはいっても、これがなかなか面倒です。
エクセルなどの表計算ソフトなどを使って、いろいろとできる人は上手くできるかもしれません。
それでも、たぶんかなり面倒です。
というわけで、シミュレーションができるシミュレーターを作ってみました。
自分でいうのもなんですが、超簡単に使用できて、超便利なシミュレーションになっています。
サクッと使えるので、ぜひ一度試してみてください。
ここまで読んでいただいた方には、お役にたてるシミュレーターになると思います。
まずは、当サイトオリジナルのシミュレーターを使って、住宅ローンで無理のない余裕の毎月の返済金額を見つけてみましょう。
【超簡単で超便利】住宅ローンの安全な毎月返済額を見つけるシミュレーターを使ってみよう!
- 住宅ローンの返済期間と利率から、毎月の返済金額別に借入れ可能額を一覧表示します。
- あなたの年収をもとに年間返済額、年間残金(生活費の目安)、返済負担率を計算しシミュレーションします。
- シミュレーションデータから、住宅ローンの返済で無理をしない安全な毎月の返済額を見つけるのに役立ちます。
- 3つの項目を入力(選択式)するだけ。
- もちろん無料!(^^;
【入力画面】
【シミュレーション結果画面】
当サイトオリジナルシミュレーターは、バージョンアップしてさらに使いやすくなっています。
上のボタンからは、新しいシミュレーターを表示します。
このページにある画像とは、表示内容が違いますが、使い方は簡単ですから、どうぞご利用ください。
住宅ローンの毎月返済額を決めたら資金計画を検討してみよう
住宅ローンで無理のない毎月の返済額は、決定ではないにしても、おおよその金額はつかめてきたのではないでしょうか?
しかし、それだけでは、資金計画を組むことはできません。
これから先は、住宅ローンの毎月返済額をふまえた、予算の検討方法と資金計画の立て方について説明します。
少し、復習的な内容もありますが、大切なことですから、しっかりと取り組んでみましょう。
家づくりを考えたとき、まずはじめに考えることは次の2つです。
- 注文住宅で家を建てるときの、新築一戸建てには、お金がいったいいくらかかるのか?
- 自分は、家づくりにお金をいくら用意できるのか?
とにかく、家づくりの費用のことがよく分からないので、とりあえず住宅展示場に足を運ぶ人が多いです。
しかし、それを最初にしてしまうと、資金計画に失敗してしまい、後になって後悔する可能性が高くなります。
それは、私が実際に経験したことですから、本当に注意していただきたいと思います。
また、当サイトでは、これまでに資金計画で失敗しないコツや、住宅ローンを無理なく返済する借り入れの方法などをお伝えしてきました。
これらの記事を読んでいただいた方なら、失敗しない家づくりのためには、上記の2番目の「自分は、家づくりにお金をいくら用意できるのか?」をしっかりと検討することが大切であることは、お分かりいただいているかと思います。
つまり、「予算を検討して資金計画を立てる」ということです。
しかし、どのようにして予算を検討していけばいいのかよくわからないという方もおられるでしょう。
当サイトでは、そんな方のために、【超簡単で超便利】住宅ローン・家づくり資金計画シミュレーターをご用意しています。
インターネットの中には、金融機関が独自で提供してくれている住宅ローンシミュレーターがたくさんあります。
私も、いくつか使ってみましたし、あなたも使われたことがあるかもしれませんね。
でも、その使い心地や使い勝手はどうでしたか?
私は、「なんか複雑でめんどくさい」とか、「だから、この後の予算検討はどうすればいいの?」などの思いを感じました。
つまり、「もっとシンプルで、資金計画に役立つ情報をズバっと見せてほしい!」と思ったのです。
なので、作っちゃいました!
【超簡単で超便利】住宅ローン・家づくり資金計画シミュレーターを使ってみよう!
- 4つの項目を入力(選択式)するだけの簡単操作。
- 住宅ローンで、自分が毎月返済できる金額から、借入れできる金額がわかる。
- 総費用(総予算)が計算され、費用の内訳と概算も表示される。(画像の「資金計画シミュレーション」に注目)
- 計算結果の同じページで、毎月返済額をプラス1万円にした場合と、マイナス1万円にした場合のシミュレーションも見れる。
- 気楽にテキトーに使える。(シミュレーション結果はテキトーなんかではありませんよ。)
- たぶん、ネットでは他にはない唯一のオリジナルシミュレーター!
- もちろん無料!(^^;
【入力画面】
【シミュレーション結果画面】
家づくりの予算の検討はできましたか?
さて、いかがでしたか?
いろいろなパターンで家づくり予算計画のシミュレーションを行ってみてください。
きっと、あなたにとってベストな予算を組むことができると思います。
この予算をもとに、今後の資金計画を練っていくといいと思います。
また、予算変更をする場合も、このシミュレーターで再確認のために利用してみてください。