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ほぼ同じクラスの家なのに、これほどの差がでるなんて!

体験談 >>私はこうして700万円も得することができました!

家づくりのはじめの1歩でつまづかい秘訣

家づくりで失敗しない7つの秘訣とコツ

家づくりは数か月から年単位という長い期間をかけて取り組まなければなりません。

しかし、最初でつまづいてしまうとそれがずっと影響して、家づくりをスムーズに進めることができなくなってしまうことも・・・

そんなことを実際に体験した私の失敗談をもとに、家づくりのはじめの1歩でつまづかない秘訣を考えてみることにしましょう!

とりあえずの気持ちで行った住宅展示場で起こったこととは?

家づくりは最初が肝心!
家づくりのはじめの1歩でつまづくと、その後の家づくりで失敗することも。

これは、家を建ててから20年が経った私が、今でも当時のことを思いだしては考えることです。
私は、家づくりのはじめの1歩でつまづき、危うくとんでもないことになりかねませんでした。

ここでは、当サイトの『家づくりで失敗しない7つの秘訣とコツ 』の1番目として、家づくりの最初にすることで注意していただきたいことを私が実際に体験した失敗談を例にして、お話したいと思います。
私が家を建てることにしたときに、はじめに行った行動とは?
家づくりをはじめた9割の人が行くと言われる、住宅展示場に休日に行きました!
住宅展示場に行く

そして、あるハウスメーカーのモデルハウスに一目惚れしてしまいました。

畳コーナーがあるセンスのいいリビングに、明るいダイニング、妻が希望する作り付け食器棚のある対面キッチン、広いバスルームに、あこがれの書斎、さらに2間続きの和室と和室から見える中庭などなど、そこで暮らすことができたら最高だという思いで胸がいっぱいになってしまいました。

なぜか、そのときは、自分の所有する土地の大きさや、お金のことを深く考えることもなく、
「モデルハウスなんだから、ふつうの人がこんな家を建てることができるように作られた家なんだろう。この家を建てよう!」
という、今から考えると、いかに勉強不足だったかをあらわにする恥ずかしい妄想を抱いてしまいました。

ハウスメーカーが出してきた新築プランに違和感!?

私は、すぐにそのハウスメーカーに家の新築プランを依頼し、ワクワクしながらプランが出来上がるのを待ちました。

そして、待ちに待ったハウスメーカーから提出された新築プランと見積り書を見て、なんとなく違和感を感じずにいられませんでした。

あれ? 何か違う!

畳コーナーもないし、中庭もない。書斎もない。バスルームの広さもふつう・・・
さらに、私には家の形のこだわりとして、屋根を寄棟にしたいと希望していました。

ところが、見せられたプランは、切妻の屋根でした。

それなのに、建設費は、驚くほどの高価格!
毎月の住宅ローンの返済は、軽く10万円を越してしまう。

ハウスメーカーの営業担当者とその上司を相手に話をすると、とても上手く話してきたのです。

ハウスメーカーの言い分を簡単に書くと次のようなことです。

間取りなどの家のプランについては、

「○○さんの土地では、これが最高に良いおすすめの間取りのプランです。当社は、メーターモジュール式なので、ひとつひとつの部屋が広々していてすごく良いんですよ。」

メーターモジュールとは、基本寸法を1mとする設計基準。一般的な「尺モジュール」と比べて約90mm長くなるので、スペースが広くなる。

高額な建設費用については、

「今回のプランでは、それぞれの設備を高級グレードタイプで設定してみました。グレードを落とせば、少し安くすることもできますが、せっかくの新築なんですから、最初から良いモノを入れておくほうがいいですよ。あとで「高い方にしておけばよかった」って言われるお客さんが多いので、私どもは最初からおすすめの良いモノでご提案させていただいております。」

毎月の住宅ローンの返済については、

「ほとんどのお客さんが、これくらいの住宅ローンを組んで返済していますよ。大丈夫ですよ。この住宅ローンは、現在の年収で計算していますが、○○さんもお若いですから、これから給料やボーナスもアップしていかれるのではないですか? だんだん楽になっていくので心配ないと思いますよ。それに、これだけの住宅ローンの借入れができる○○さんは、幸せな方ですよ。借りたくても借りられない方がいっぱいいますからね。」

これらの話は、ほんのごく一部です。

また、費用が予算オーバーしていることをしぶると、値引き額を提案してきした。
200万円ほどの値引きだったと思います。

他のお客さんには、なかなかすることがない特別な値引きだというようなことも言ってきました。

ただし!

この値引きは、特別なので、今月中に契約ができればという条件付きでした。

ふつうに考えれば、こういう値引きの仕方は、契約を取るための常套手段だと思うのでしょうが、その頃は、良い家を建てることで頭がいっぱいで、常套手段を怪しむどころか、
「そこまで値引きしてくれるなら契約するか」
という気持ちが強くなってきました。

しかし、あることがきっかけで、そのハウスメーカーとは契約をすることなく、私の家づくりは、1からやり直すことになりました。

そのあるきっかけとは・・・

別のハウスメーカーで家のプランを考えてもらった

私は、住宅展示場で、いくつか回ったモデルハウスの中から、「このモデルハウスが良いな」と思ったハウスメーカーで話を進めてきました。

しかし、ここまでに書きましたように、そのハウスメーカーから提案された家のプラン(間取りや家の形)は、自分の思い描いたものとは違う部分が多く、さらに費用も考えていたよりも高くなったことが、どうしても気になりました。

そのため、値引きの期限前に、別の注文住宅会社(ハウスメーカー)に行き、家のプランを考えてもらうことにしたのです。

そして、その家のプランを見て驚きました。

自分の希望していた家に近いプランが提案されました。

小さいながら畳コーナーがあり、バスルームも広く、書斎もありました。
さらに、屋根は、私がこだわった寄棟の家です。

はじめのハウスメーカーでは、「不可能」と言われたことが、できてしまっていたのです。

その秘密は、設計基準の基本寸法が、メーターモジュールではなく「尺モジュール」だったからです。

そのため、廊下やトイレ、部屋などは、メーターモジュールに比べ、少しずつ狭くなるものの、そのおかげで私や家族が希望する条件のほとんどをクリアすることができたのです。

さらに、驚いたことがもうひとつあります。

見積り金額が、先のハウスメーカーよりも700万円も安いのです。

7千円でも、7万円でも、70万円でもありません!
なんと、7,000,000円(7百万円)です!

なぜ、これほどの価格差が?
何か間違っているのではないかと目を疑いました。

これほどの価格差が出た、一番の理由は、導入する設備のグレードです。

こちらのハウスメーカーの設備のグレードは、標準装備からスタートして、お客さんの要望によってグレードアップさせていく方式です。

標準装備といっても、安物という印象はまったくなく、十分に良いモノと思える仕様でした。

それに対して、先のハウスメーカーの場合は、上級グレードの装備からスタートして、お客さんの要望によってグレードダウンさせていく方式だということは、すでにお伝えいたしました。

このようなことがあり、私と私の家族は、はじめのハウスメーカーにたいする熱が、いっきに冷めてしまったのです。

そして、そのハウスメーカーには、丁寧にお断りをしました。

私の反省とこれから家づくりをされる方にアドバイス

もし、はじめのハウスメーカーで、そのまま家を建ててしまっていたら、私は今以上に住宅ローンで苦しむことになっていたことは明らかです。

あのとき、もし、あのハウスメーカーの言うなりになっていたら。
そして期限付きの値引きにつられて契約していたら。

それを考えると、ゾッとするくらいですが、結果的には、今のハウスメーカーで家を建てて本当に良かったと思っています。

私の反省としては、住宅展示場に行くタイミングをあやまったということです。

住宅展示場には、最新技術の家もあり、家づくりの参考になることがたくさんあるので、住宅展示場に行って情報収集したり勉強をすることは必要なことだと思います。

しかし、問題は住宅展示場に行くタイミングです。

これは、後から知ったのですが、家づくりをはじめた人のほぼ9割が、最初にする行動が、住宅展示場に行くことらしいです。

しかし、その中には、住宅展示場のモデルハウスに魅了され、早々にハウスメーカーと契約をしてしまう人がたくさんいるんです。

その結果、実際に家を建ててから、「もっと家づくりをじっくり取り組んで建てるべきだった」とか、「住宅ローンが苦しすぎる!どうすればいいんだ!」後悔する人が後を絶たなくなっているんです。

私も、その中の一人になりかけた人間ですね。(^^;

住宅展示場に行くタイミングはいつがベスト?

住宅展示場に行くタイミングはいつがベスト?というときは、特にないと思います。

住宅展示場のモデルハウスは、誰でも自由に無料で見学することができますから、いつでも気軽に行けばいいと思います。

ただし、それは、次の6つのことをよく理解した上での話です。

  1. 住宅展示場のモデルハウスは、最高級仕様で作られている見せるための高級住宅である。
  2. モデルハウスの大きさは、普通の家の倍くらいある70坪以上の豪邸である。
  3. 同じような家を建てようと思うと、建設費用はバカ高になる。
  4. アンケートは個人情報を聞き出すためのツールであり、一度書くとしつこいセールスを受ける。
  5. 売買契約をするわけでもない相手にアンケート程度で、個人情報を教える必要はまったくない。
  6. アンケートは、家づくりの基礎知識を身に付け、自分でしっかりと資金計画を立てるまで絶対に書かない。

ここまで読んでいただいた方ならば、私のような失敗はしないようにしようと思っていただけるでしょうし、上記の6つのことは、まったく問題なくご理解いただけると思います。

住宅展示場でアンケートを書かない方法

住宅展示場のハウスメーカーアンケート用紙の見本

住宅展示場のモデルハウスに入ろうとすると、必ず画像の見本のようなアンケートの記入を要求されます。

ですが、アンケートを書いてしまうと、その後に間違いなく営業マンにセールス活動をされます。

電話はもちろん、記入した住所をもとに自宅まで来ます。

アンケートに、電話も自宅訪問もお断りというようなチェック欄があってもいいと思うのですが・・・

さて、そんなアンケートですが、書くか書かないかは自由です。

そもそも、個人情報に関わることですから、記入する義務は、まったくありません。

とは言っても、住宅展示場のモデルハウスに行ってアンケートを求められたときに、「嫌です」とか「拒否します」などとはっきりとは言い辛い人もいるでしょう。

では、どうすれば住宅展示場でアンケートを書かなくてもすむのでしょうか。

住宅展示場でアンケートを書かない方法

「今日は、他のモデルハウスもたくさん見たいので、見学だけさせてください。アンケートで、名前や住所の個人情報はお教えできません。」
と、はっきり言うだけです。

現代は、個人情報はとてもデリケートに扱われる情報ですから、簡単に教えることができないことは一般常識化してきています。

ですから、個人情報を記入するアンケートを拒否することの方が自然であるべきことですから、堂々と拒否するべきだと思います。

もしアンケートを書かないことで、立ち入りを拒むようなハウスメーカーは、さようならしましょう。・・・そんな、ハウスメーカーはないと思いますが。

まとめ

最後に、住宅展示場に行くときの注意として重要なことをまとめます。

  • 住宅展示場のモデルハウスは、見せるために作られた家である。
  • 設備はハイグレードで、家の大きさは一般的な単世帯住宅の倍程度の豪邸仕様。
  • 同じような家を建てようとすると、広い土地と大金が必要。
  • アンケートに答えると、しつこいセールスを受ける。
  • アンケートは安易に記入しない。

アンケートを書かなくていい理由

今の時代、大切な個人情報(名前、住所、電話番号など)を安易に外部の人間に教えることはやってはいけないこと。
ましてや、アンケート程度で、大切な個人情報を誰とも知らない相手に教える必要などまったくない。

これらのことは、ここまで読んでいただいた方ならば、もう既にしっかりとご理解いただけていると思いますが、それでも、住宅展示場のモデルルームに行くと、気持ちが引き込まれそうになります。

まあ、家づくりを考えている人にとっては、まさに夢の国のようなところですから仕方がないともいえるでしょう。

しかし、住宅展示場から一歩外に出たら、気持ちをリセットしましょう。

そして、自分が将来的にお金に困らないことをいちばんに考えた、良い家づくりを進めていきましょう。