注文住宅 費用と資金計画シミュレーション利用解説
シミュレーターは役割に応じて複数に分かれており、様々な視点から資金計画を進めることができます。
住宅ローンの返済負担率をもとに、ワンポイントアドバイスを表示します。
注文住宅の建築費用試算のシミュレーションを表示します。
どうぞ、家づくりの費用計画検討にお役立てください。
シミュレーター解説
シミュレーターは、シミュレーションして見たい観点ごとに複数に分かれています。
使い方は、どのシミュレーターもほぼ同様ですから簡単にご利用いただけます。
様々な観点からシミュレーションしてみることで、自分に最も適した住宅ローンの借入れ額を設定したり、建築費用の資金計画の立案が進められます。
シミュレーターの観点と概要
観点 | 概要 | リンク |
---|---|---|
年収から | 年収から住宅ローンで無理のない月々返済額を見つけることができます。 | こちら |
月々返済額 | 住宅ローンの月々返済額から、借入れ額可能額を計算します。 | こちら |
借入れ額 | 住宅ローンの借入額から、住宅ローンの内訳(月々の返済額、支払利息、総返済額)を算出します。 | こちら |
返済負担率 | 住宅ローンの返済負担率から、借入れ額可能額と月々返済額を計算します。 | こちら |
総費用予算 | 建築費用予算をもとに住宅ローンで必要な借入れ額を試算し、月々の返済額や返済プランをシミュレーションします。 | こちら |
- 【シミュレーターご利用にあたってお願い】
- 計算表示される数値や結果の内容は、あくまで目安としてお考えいただき資金計画の参考としてご利用ください。
- シミュレーション表示される結果は、金融機関の手数料などの諸費用を含んでいません。
- 計算結果表示は、単位の丸め(万単位にするなど)や小数点以下を丸めるなどを行っていますので、計算結果に誤差が生じる場合がありますことをご了承ください。
- その他、シミュレーター使用上の注意と免責事項につきましてはこちらをご覧ください。
注文住宅 費用と資金計画シミュレーターの目的
当サイトのシミュレーターは、注文住宅で家を建てるときの予算や費用を検討するときの資金計画に役立つシミュレーションを表示することを目的としています。
注文住宅で理想の新築一戸建ての家づくりを成功させるためには、大切なポイントがいくつかあります。
家族が願う住みやすい家のプランを考えたり、理想の家を建ててくれる建築業者を選んだりすることは大切ですが、一番重要なことは、間違いのない建築費用が考慮された、しっかりとした予算を組んだ資金計画を立てることです。
特に、マイホームを持つ人のほとんどの方が利用する住宅ローンの借入れ検討は、将来の自分や家族の暮らしを良し悪しを左右することになるので、慎重にすすめなければなりません。
ところが、家づくりをはじめた多くの方が、住宅ローンのことを最優先して考えていないといわれています。
例えば、こんな考え方が・・・
新築一戸建ての家づくりのことが、よくわからないから、とりあえず、どんな家がいくらくらいで建てるかを知ろう。
住宅展示場のハウスメーカーのモデルハウスでも見て、教えてもらおう。
このパターンの考え方は、つまり・・・
「こんな家を建てたいから、お金をいくら用意すればいいのか検討する」
ということです。
この考え方が、間違っているとはいえません。
ただし、心配なことがあります。
それは、建てたいと考えた家の費用が無理のない範囲に収まっていればいいのですが、そうではなかった場合です。
そうなると、「なんとかしてこの家を建てたい」という思いから、住宅ローンの借入れを大きくしてしまうことになりかねません。
月々の返済が厳しいと感じられる住宅ローンであっても、「頑張って働けばなんとかなる!それよいりも、理想のマイホーム!」という強い意志を持って家づくりをすすめる方もいますが、リスクは高いです。
リスクをおかしてまで家を建てた結果は、何年後、もしくは何十年後しかわからないことです。
「あのとき無理をして良い家を建てて良かった」と思うことになるか、「あのときに無理をしなければ、こんなことにならなかったのに・・・」と後悔することになるかは、誰にも分かりません。
ただ、安全な方をとるならば、無理をしない方が良いと思いませんか?
さらに、一番良いのは!
無理をしない資金計画を立てて、理想の良い家を建てることができる! ことだと思います。
無理のない資金計画と理想の家づくりのために
上の例は、建てたい家に対してお金を用意する考え方でした。
今から説明させていただく方法は、「用意できるお金に対して、建てられる家を建てる」という考え方です。
つまり、家づくりのしっかりとした予算を組み、その予算の範囲で 建築費用を検討した資金計画を立案した後に、理想の家を建築する方法です。
注文住宅の家づくりは、自由なプランで自分だけのオリジナルの家が建てられるという大きなメリットがあるため、夢が広がりやすくなります。
夢が広がる家づくりは、とても楽しく幸せな気持ちになれるのですが、どこかではどめかけないと費用がどんどんかさんでいってしまいます。
そのはどめをかけるのが、しっかりとした資金計画です。
資金計画をもとに家づくりを進めることによって、自分や家族にとって、優先順位の高いものは何かとか、本当に必要なものは何かということを考えることができます。
一番のメリットは、無理な住宅ローンを組まないことです。
たとえ、どんなにお金をかけて立派な家を建てたとしても、住宅ローンの返済でいっぱいいっぱいの苦しい生活をしていては、幸せな暮らしとは言えません。
それよりも、無理をしない住宅ローンの返済をしつつ、生活がしやすい家で家族がゆとりを感じて暮らせる方が、だんぜん幸せだと思いませんか?
こだわるところはこだわった家であるならば、満足ができる家づくりができたと思えるはずではないでしょうか。
資金計画でおさえておきたいポイント
1 建築総費用を理解しよう
家づくりにかかる建築総費用は、基本的に「本体工事費」「別途工事費」「諸費用」の3つの要素で構成されています。
当サイトのシミュレーションでは、建築総費用の3つの要素を次の割合で試算しています。
シミュレーション結果は、あくまで目安としてお考えください。
- 建築費用の資金計画計算方法
- 本体工事費 = 総予算 × 70%
- 別途工事費 = 総予算 × 20%
- 諸費用 = 総予算 × 10%
2 返済負担率を理解しよう
返済負担率とは、住宅ローンの借入において、年間の返済額(毎月の返済額×12+ボーナス返済額)が、年収のどれだけの割合を占めているかを表す数値です。
返済負担率は、金融機関が住宅ローンの貸し出しの上限を設定することが主な目的とされています。
つまり、金融機関は年収がこれだけの人なら、この金額までお金を貸しても返済してもらえる見込みはあるという判断をするために、返済負担率を設けているわけです。